2007/08/04(土)リヴァースキス (佐野しなの/電撃文庫)

isbn:9784840238908リヴァースキス (佐野しなの/電撃文庫)

最初と最後がいまひとつ絞まらないな。
トモヨシの正体にもうちょっと迫っていれば面白かったのかもしれないけど、なんとなく表面の話を追っかけてしまっただけな気分がした。
せっかくの設定なのに、というもったいない感じ。

2007/08/04(土)ひさびさ

個人的な用事と仕事の都合で一ヶ月ぐらい読書記録(感想)を書いていませんでしたが、その間も読むには読んでいたのですよ。

前回書いたのが7/3、ちょうど一ヶ月前。
机の横に積んである読了の小説が13冊、こんなもんかな。

一度に感想を書くのは大変なので何回かに分けながら書こうと思います。

分類:読書

2007/07/03(火)“文学少女”と穢名の天使 (野村美月/ファミ通文庫)

isbn:9784757735064“文学少女”と穢名の天使 (野村美月/ファミ通文庫)

実は毎巻毎巻メインのストーリーそっちのけで「井上ミウ」の話が気になって仕方がありません。この巻はその話にざくざくとメスが入っているので非常にうれしいのです、はい。
実は美羽が亡くなっていなかったというのは……前の巻で出てたっけな。今回も微妙な登場具合で少し不満。

ななせはどうなるんでしょうかね。
実は遠子先輩と心葉がいい感じになればいいとかも思っているんですが、ななせもねぇ。一番の期待は美羽とよりを戻す事なんだけど、この流れではそれは無いよなぁ。それから竹田さんもかわいいと思います。黒い部分も含めて。
あれっ?そういう小説だったっけ?

2007/07/03(火)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん ― 幸せの背景は不幸 (入間人間/電撃文庫)

isbn:4840238790嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん ― 幸せの背景は不幸 (入間人間/電撃文庫)

いやいやいや。そうかこれってミステリーだったんだ。
まあそれは置いといて、冒頭のネタとしか思えない話が伏線だったのは意外。
話の筋は好き嫌いが分かれると思うんだけど、私は比較的好きなほう。
この手の話だと、登場人物が全員「日常から一歩逸脱」していて、現実ラインが見えなくなっていることが多いけど、何気に主人公が理性派でそのラインが見えているので、なんとなく現実感があって読みやすかった。
私もこういう話を書いてみたいと思う。


嘘だけど。