2007/10/25(木)「空気読めない」

プロバイダがやっていいこと悪いこと(山田祥平のRe:config.sys)
でもって
ソフトイーサ、「MobileFree.jp VPN実験サービス」を開始

softetherの中の人は確信犯でやってるんだよね。
そもそも「低廉な固定費で広帯域でモバイルでうはうは」なんてのは現在の技術では実現できないのはわかっていて、ISPやキャリアもそれを認めてるんだよね。
でも、「コストがかかるので高いお金払ってください」だけでは商売として成り立たないので、「あれとこれとそれを制限する代わりに安くさせていただきました」というメニューを出すことで、少しでも敷居を下げようと努力しているわけですよ。
んなもんISPもキャリアも妙な制限なんてかけたくないに決まってるじゃない。めんどくさいんだよ、そんなの準備するの。何のためにわざわざ手間かけてるのか。


そこをですよ、こう、softetherの中の人みたいに「出来るからやっていいんだよ」というノリでサービス化されちゃうともうこんなプランは続けられなくなるわけだよね。
もちろんそんな方法は今まででもいくらでも転がっていたわけだけど、サービス化までして訳知らない人にまで簡単に使えるようにするのってどうよ。
アングラな物はアングラなままであるからこそ存在を認められるんだよ?

softetherの中の人はネトランと同じぐらいに始末が悪い。
いや、ネトランの中の人はまだ、自分がヤバイネタを扱っているってわかっててやってるからいいけど、softetherの中の人はどうも自分の正義を信じて疑っていないようだから余計にひどいか。

社会人になりたければもっと空気読めるようになりなさい>softetherの中の人
それかL2VPNみたいな古典的技術じゃなくて、もっとまじめに革命的なプロダクト作りなさい。それぐらいでないと世間は許してくれません。