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ご愁傷さま二ノ宮くん 7 (鈴木大輔/富士見ファンタジア文庫)
京都ネタになるとどうしても採点が辛くなります。
新展開、というか、バックストーリーもなんとなく無理やり感が。
オオカミさんと“傘”地蔵さんの恋 (沖田雅/電撃文庫)
はい、赤ずきん繋がりです。うそです。
とにかくこの本は『うきゅー』に尽きるでしょう。『うきゅー』『うきゅー』『うきゅー』。
いやもうおおかみさんもかわいかったりするのですが、『うきゅー』委員長『うきゅー』『うきゅー』『うきゅー』...
ギロチンマシン中村奈々子 (学級崩壊編) (日日日/デュアル文庫)
全編これでもかと暗示的に(明示的に?)「世界と自分」(を投影した、学校と自分)について語られているわけですが。
とても薄っぺらく「深読み」してしまうとなんだかそれで納得しそうになるのですが、そこで納得しちゃいけないような気もするのですよ。
ある意味ライトノベルのライトノベルたる所以なんですが、「深読み」の回答を目の前に提示しながら話がすすんでいくようで...それがあまりに浅すぎて、さらに裏の裏があるんじゃないかという疑惑すら浮いてくるわけです。
この作品の第1巻を読んだときのにも感じたのですが、確かに日日日の小説は読みやすい、しかし、読みやすすぎる気もする。ぶっちゃけ小学生高学年ぐらいにちょうどいいかも。
いや、(ちょっと屈折した人間なら)誰しも考える方向性ではあると思うのですよ、こういう話って。その点で思いっきり作者に共感はするわけです。(そして、これだけきれいな作品に仕上げる能力に対して尊敬するのです)
ライトノベルって、もうジャンルとしては何でもありなんですが、その中でも正しい意味でのライトノベルなんじゃないかと思ったり思わなかったり。
普段読んでるライトのベルの方向性が穢れすぎって事もあるんだけどね!
やっぱり日日日の作品は他も読んでみないと...
三月、七日。―その後のハナシ (森橋 ビンゴ/ファミ通文庫)
2004年の本なんだが、どうも呼んでいなかったらしい。本棚を片付けていたら未読のところから出てきた。
の続編で、この話はとても気に入っていたのになぜ読んでなかったんだろう...
暗闇にヤギを探して3 (穂史賀雅也/MF文庫J)
今まで風子の扱いがひどかったのでその補完、というより落ち着くとこに落ち着いた的な話になっちゃったなぁ。
今までの千早の話が手厚かっただけに、ここで急に風子のバックグラウンドを語られてもいまひとつ感情が入らない気分。
話の流れで考えると、こういう決着になるんだろうけどなぁ。