2008/06/10(火)ふたかた (わかつきひかる/一迅社文庫)

isbn:9784758040075ふたかた (わかつきひかる/一迅社文庫)

新創刊した一迅社文庫の立ち上げ作品のひとつ……なんだけど...
わかつきひかるの別作品をみて、「こんなのお願いします!」って編集者が頼みに行ったのかは知らないけど、割と類似系。

で、作品の内容は別として、ちょっとこの本ひどいのである。
明らかな誤植が目に付く。校正者が入っているとは思えないけど、編集者すら読んでないんじゃないか?

42P
掛け値なしの
「かけちなしの」とルビが振ってある。正しくは「かけねなしの」。

58P
服装の寄稿さで目立ってしまう存在だからこそ
文意では「奇行」か。変換ミスがそのまま。
それでも日本語的に微妙なので「服装の奇行が目立ってしまう存在だからこそ」としないと落ち着かない

214P
「これじゃ不便だから、あとで高志用の更衣室をこっちに持ってくるね」
「高志用の更衣室、こっちに持ってくるね」
同一人物のセリフが二重に書かれている...コピペミスか消し忘れがそのままになっているのか?

他のレーベルでも漢字の変換ミスとか、セリフの内容と発言者が食い違ってるとかたまにありますが、一冊で3箇所出てくるのは珍しい。
新創刊なのに大丈夫かな。

2008/05/04(日)おと×まほ 3・4 (白瀬修/GA文庫)

isbn:9784797345384おと×まほ 3 (白瀬修/GA文庫)
isbn:9784797347524おと×まほ 4 (白瀬修/GA文庫)

熱血魔法少女(但し主人公は少年)の3巻4巻。
3巻はいいんちょの話。いわれてみればいいんちょの本名出てなかったよ……単なるいいんちょキャラにしては妙にキャラ立ってるなと思ったらこんなバックスとリーが!って。
4巻の短編集はやりすぎです。ちなみにアニメイト限定版(表紙の絵が違う)を買ってしまいました。これはまずいだろ!って感じの表紙です。

2008/05/04(日)レジンキャストミルク 8・れじみる。Junk (藤原 祐/電撃文庫)

isbn:9784840239769レジンキャストミルク 8 (藤原 祐/電撃文庫)
isbn:9784840241243れじみる。Junk (藤原 祐/電撃文庫)

これぞセカイ系の王道って感じの作品でした。
理緒の最後は……微妙に納得できない感があるんですが、でも、これでよかったのかという気持ちもあり。もちろん作品世界の中的には必然なんですが、小説の作り方としてここで理緒を殺してしまう必然性はなんだったのか、なんてつまらないことを考えてしまいました。
8巻で完結して、Junkは余興になるのかなと思っていたのに、蜜の話にフォローが入っていたのはびっくり。

あー、思い出してちょっとぐっときた。

2008/05/04(日)パーフェクト・ブラッド 1・2(赤井 紅介/スーパーダッシュ文庫)

isbn:9784086304016パーフェクト・ブラッド 1 彼女が持ってるボクの心臓(赤井 紅介/スーパーダッシュ文庫)
isbn:9784086304139パーフェクト・ブラッド 2 恋する魔女と、幸せの魔法(赤井 紅介/スーパーダッシュ文庫)

「戦うメイドさんは好きですか?」とか書いてあった気がするけど、メイド成分は別にどっちでもよし!
同居で*1ほのラブってので十分。
何気に雪子がアナーキーで花を添えてくれます。

*1 : 今日はその話多いなぁ