2008/09/30(火)世に出た発言の責任は「誰かが」取らなければならない(だってこれ、現実社会なのよね)
自分は正しいことをしているから罰を受けることは無い、というのは少年の夢だよねぇ。
以前別のところで書いたけど*1、世に出た発言と言うのは結局誰かが責任を取らなければならない。残念だけど。発言者が不明だから責任はどこにも落ちないよってのは通らないよね。
乱暴な例で言うと、4代前の社長の時代にやらかした会社のミスを最近就任したばかりの社長が陳謝＆減法で対応しなけりゃならないって話し。まあ「社長」と限定してしまうと役職責任とか出てくるからややこしいんだけど。(たとえ話に突っ込まないように)
今回の例で言えば、最初にいらん予告をした発言も、それを面白半分で通報した発言も、全部ひっくるめて発生してしまった責任にどう落としどころをつけるかと言う結論が判決なんじゃないの？
「落としどころで有罪にされたんじゃぁたまらん！」というのは同意です。
でも俺たちそういう社会に生きてるんだぜ？ちゃんと自分でリスク回避していこうよ。
「そんな社会が間違っている。修正してやる！」と主張するのは悪くないでしょう。どうか平和的な手段で頑張ってください。
挫折する前にある程度のところで折り合いをつけるという方法もあるので、一応指摘しておきます。
ついでにこっちも。
炎上系ブロガーの何がいけなかったのか - 幸せの鐘が鳴(r
不寛容で綺麗事の世界が到来したyo！いまの世界が「不寛容で綺麗事」かどうかは知らないけど。別に最近になってそういう社会(世界)になったんじゃないです。昔からそうだったんです。
ひとつ変わったといえば。昔はいくら声が大きいと言っても聞こえる範囲が限られていたので何かが起こっても責任を取らなけりゃならない範囲が限られていたのだけど。最近はインターネットなんてもののおかげで声が聞こえる範囲が広くなっちゃいましたからね、責任取らなきゃならない範囲がでかくなってきたわけです。困ったもんだ。
あーそこ、「『昔から』っていつからだよ。何年何月何日何時何分何秒地球が何回廻った？」とか言わない。恥ずかしいから。
そこまで言うんだったら俺の負けってことにしといていいから。