2009/01/08(木)googleのルータ

Googleが「独自にルータを開発している」との噂 (スラッシュドット・ジャパン)
最近の/.-Jは...(嘆息)

とかいって、私もちょっと聞きかじった程度ではあるのですが。
googleのクラウドは比較的IPv4アドレスに依存したものになっているという話を読みました。サーバ間の距離をIPアドレスのサブネットと対応させているとか何とか。
そのへんがモチベーションじゃないですかね。

エンタープライズ系のルータは、外部との接続点用いるような「ポート数は少ないが経路演算能力に優れたもの」と、サーバを収容するための「ポート数が多いが経路演算能力が低いもの」に二極化している感じです。後者はL3スイッチですね。
あと、ISP向けに化け物みたいなルータもありますが、まあ、それはおいとく。
一般的にデータセンタ(サーバ設置場所)では、外部接続部分に経路演算能力の高いルータを少数用い*1、サーバを収容するためにL3SW/L2SWを多数設置することになると思います。
データセンタの中ではそれほど複雑な経路演算は発生しないので、演算能力の低いL3SWでもなんの問題もありません。

ですが、googleの構成が話に聞いたようにIPv4的なサブネットの構成に依存した構造になっているのなら、データセンタの中であってもそれなりの経路演算が発生するようになる可能性が考えられます。
そうすると、「多数のポートを持ちながら、それなりの経路演算性能を持つ」ルータが欲しくなるのだと思いますが……たぶんちょうどいいのがなかったんでしょうねぇ。


妄想ばかりですが、googleのインフラだと切り替わりの早いL3経路交換プロトコルが必要になる気がするので、オリジナルのプロトコルでも開発してるんじゃないかなぁ。それを乗せるためのハードもついでに開発中っていうと、何となく納得できる。やっぱりgoogleはsoftwareの会社だもの。

既存のOSPFでも十分に早く収束させられるのかもしれないけど、実はそっち方面全然詳しくないんで、的外れな話かもしれない。

*1 : その機能をISP側に依存することも多い