銀槌のアレキサンドラ (上野遊/電撃文庫)
撲殺天使……違います。
amazonのレビューで「シャナとドクロちゃんを足して2で割ったような」とか書いている人いましたが。
身も蓋もないけど一般的な設定&展開。こういうお約束はやっぱ安心するよねと思う反面、なかなか難しいよなぁとも。
魔女の生徒会長 (日日日/MF文庫J)
「どうにもこうにも日日日だなぁ!」というのが感想。
学校・変な人・破壊・トラウマ?と、日日日要素てんこ盛り。どこまでも日日日でした。
にこは神様に○○される? (荒川工/ガガガ文庫)
「神様」というキャラクター一本で勝負してきたっていう感じ...
話はわりと普通。
幽霊列車とこんぺい糖―メモリー・オブ・リガヤ (木ノ歌詠/富士見ミステリー文庫)
気がついたらこの作者の話三冊とも読んでた。どうやらこういう話好きらしい。
この種の話を読むたびに思うのが、話の筋自体は単純なのに結末に至るまでの「お話の作り方」がすごい(まねできない)と。極端な話、状況説明と最後のパートだけでストーリーとしては成立してしまうはずなのだけど、もちろんそれでは作品にならないし、実際読んでも味気ないと思う。
特にこの作品は、多少ミステリー仕立てとはいえ、途中の挿話こそが肝だと思うのだけど、それがどうやって組み立てられているのかが想像がつかない(まねできない)。
難しいね。