エレベーターの車椅子用ボタンを使うと遅くなる

2008/11/22 未分類
「エレベーターのかごの中にある車いす用ボタン((大抵かごの側面、低い位置にあるボタン))を使うと、エレベーターの動きが遅くなる」
そんな話を会社の先輩に聞いたので、検証してみた結果。




まったく同じエレベーターで、地下1階から4階まで移動したときの動画です。
ボタン4階まで移動したときにかかる時間
通常約11秒
車椅子用約14秒
このエレベーターの場合、ボタンによって到着時間が3秒も異なりました。

これは、車椅子用のボタンを押した場合には、かごの床面とフロアの床面をできるだけ平らにできるように、ゆっくりと位置合わせをしているために起こるのだそうです。
通常はある程度段差ができてしまってもよいことにして、その代わりに急いで扉を開けているようなのですが、車椅子で利用する場合はそれでは不都合があるようで、きっちり位置あわせができるまでは扉を開けないということになっているようです。