2009/06/19(金)エンジニアのためのWord再入門講座(佐藤 竜一/翔泳社)

仕事でまじめにドキュメントを書かなきゃらいけなくなった。

某A「ドキュメント何で書く?」
某B「Excel方眼紙はあり得ないよね*1
某C「じゃあ、text/plain? それかWikiにする?」
某B「一応図も入れたいし、やっぱりWordかなぁ」
某C「えー、Word持ってないよ。TeXでいいんじゃない(笑)」
某B「俺はいいけど、みんなついてこれないって(笑)」
なんて会話がミーティングでありました。*2
……で、次のミーティングで何となく印刷された資料を見てみたら本気でLaTeXっぽい。

いや、私も卒論はLaTeX2εで書いたけど、もう忘れてるし!
ということで、「Wordで書きましょう」を推進するために、慌てて本屋に走って買ってきた。

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エンジニアのためのWord再入門講座 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方
佐藤 竜一
翔泳社 2008-05-22
おすすめ平均 star
starアプローチは悪くない。のでもっと他社も追随すべし
star悪いとこもあるが、おすすめです。
star面白い。が。
star素晴らしいtips
star構造化文書エディタとしてのWordの可能性を説く

by G-Tools , 2009/06/19



方々で評判がよいらしい。
キャッチコピーが「サヨナラ、Excel方眼紙。」というのも心を打つ。

そしてサイズがA5(教科書サイズ)なのも良い。AB変形のサイズが大きいのって読みにくいから嫌いなんだよね。

しかし、残念な点が一つ。製本がいまいちいけてない。
私が買った個体だけかもしれないが、小口の部分の裁断が雑で、編に指に引っかかる。あと、カバーをめくると表紙の端の貼り合わせがずれてほつれてる。
装丁はペーパーバック風になっていて手触りも良いのに、仕上げがこんな感じなのが残念。紙質とかあるので難しいのかもしれないけど。

*1 : そういう文化圏ということです

*2 : なお、この会話は実際の登場人物とは対応していません