2009/01/29(木)CPI VPSスケールプランの一番安いやつ
CPI VPSスケールプランはありがたいことに無料のテストサーバーがあるのでこれを申し込んでみました。
そもそもレンタルサーバ契約の目的は
・DNSサーバを移転したい
・メールルータとして使いたい
というのがメインで、
・ちょっと妙なことをするWebサーバを起動したい
ぐらいまでできると嬉しいと思っています。
あんまりばりばりコンパイルしまくる環境でもなくて、yumでがんばるのが筋だとは思ってるのですが、せっかくのテストなので念のためにいじめてみた。
2009/01/28(水)京都通り名ジオコーダー「ジオどす」
その着目点に関心。そして実装した力業に脱帽。
『ジオどす』 京都通り名ジオコーダーAPI
ネタは京都の通り名に対応したジオコーディングサービス「ジオどす」(ここギコ!)から。
ちょっと検索してみましたが、割といい精度で出ているようです。
あえて重箱の隅を突っ込むと、堀川通りの処理が微妙な気がしました。
京都には堀川通りというのがあり、これ以外に七条以南には西堀川通りというのもあります。
Wikipediaやジオどすの元データとなった京都通り名マップを参照するとわかりやすいでしょう。
しかし、今出川以南・御池以北の堀川通りの一部区間は堀川を挟んで「(西)堀川通り」「東堀川通り」と区別して扱われています。通常「堀川通り」と言えば「西堀川通り」を指しますし、通り名を表記するときにはわざわざ「西堀川通り」と呼ぶことはありません。
しかし、住所表記する場合のみ「西堀川竹屋町上ル」*1などのように「西堀川」と明示的に表記します...
〒602-8142
京都市上京区西堀川通竹屋町上ル下堀川町164番地
ひまわり幼稚園
〒604-8588*2
京都市中京区西堀川通御池下る西三坊堀川町521番地
京都市中京区役所
で、ジオどすで上記の住所を調べてみると、ちょうど道の反対側の東堀川側がポイントされます。この区間の堀川通りは川幅を含めるとかなり幅が広いので、できれば正しく西側を指し示して欲しいところです。まあ、たった数kmのための特別対応ですが。
ところで、京都の謎地名と言えば、「京都市上京区京都御苑内」というのがあります。
〒602-0881名前の通り、京都御苑の中です。
京都市上京区京都御苑内9
宗像神社
京都御苑はそれが一つの公園ではありますが、その中に複数の施設・住居があって人が住んでいるので、別途住所番地が割り振られているのです。
通り名とは外れますが、どのジオコーダーもこれには対応していないので、是非対応して欲しいと思いました。
2009/01/18(日)月額2000円以下で利用可能なVPSサービス
安直に説明すると以下のような特徴があります。
- レンタルサーバサービスである
- 複数顧客で一台の物理サーバを共用する
- root権限(に相当する権限)が顧客に提供される
数年前まではVPSというと「値段の割には中途半端」という印象が強かった*1*2のですが、VMware以降の仮想化ブームのおかげで思い切った低価格なサービスが増えてきたように思います。
ということで、最近出てきた低価格プランの中でも特に手頃な月額2000円以下のサービスを調べてみました。
2009/01/11(日)Windows7βをwgetでダウンロードする
インストールする予定は特にない。
ちなみに、ダウンロードの手順をたどっていくとゼロからはじめるWindows 7ベータ版 - ダウンロード編(マイコミジャーナル)にあるように、インストール途中でakamaiのActiveXコンポーネントのインストールを求められる。
たまたま手元のブラウザ(Sleipnir)がActiveXのインストールを要求してくれなくて、途中で止まってしまった。仕方がないなぁと思ってViewSourceしたところ、一応ActiveXが利用できない環境でもファイルがダウンロードできるように配慮はされているようだ。
ごにょごにょとやったところwgetでもダウンロードすることができた。
2009/01/08(木)googleのルータ
最近の/.-Jは...(嘆息)
とかいって、私もちょっと聞きかじった程度ではあるのですが。
googleのクラウドは比較的IPv4アドレスに依存したものになっているという話を読みました。サーバ間の距離をIPアドレスのサブネットと対応させているとか何とか。
そのへんがモチベーションじゃないですかね。
エンタープライズ系のルータは、外部との接続点用いるような「ポート数は少ないが経路演算能力に優れたもの」と、サーバを収容するための「ポート数が多いが経路演算能力が低いもの」に二極化している感じです。後者はL3スイッチですね。
あと、ISP向けに化け物みたいなルータもありますが、まあ、それはおいとく。
一般的にデータセンタ(サーバ設置場所)では、外部接続部分に経路演算能力の高いルータを少数用い*1、サーバを収容するためにL3SW/L2SWを多数設置することになると思います。
データセンタの中ではそれほど複雑な経路演算は発生しないので、演算能力の低いL3SWでもなんの問題もありません。
ですが、googleの構成が話に聞いたようにIPv4的なサブネットの構成に依存した構造になっているのなら、データセンタの中であってもそれなりの経路演算が発生するようになる可能性が考えられます。
そうすると、「多数のポートを持ちながら、それなりの経路演算性能を持つ」ルータが欲しくなるのだと思いますが……たぶんちょうどいいのがなかったんでしょうねぇ。
妄想ばかりですが、googleのインフラだと切り替わりの早いL3経路交換プロトコルが必要になる気がするので、オリジナルのプロトコルでも開発してるんじゃないかなぁ。それを乗せるためのハードもついでに開発中っていうと、何となく納得できる。やっぱりgoogleはsoftwareの会社だもの。
既存のOSPFでも十分に早く収束させられるのかもしれないけど、実はそっち方面全然詳しくないんで、的外れな話かもしれない。