電子工作関係のパーツがごちゃごちゃしてるなぁと思っていたところに、いい感じのパーツキャビネをおすすめされたのでつい買ってしまった。
電子工作してると「予備」「端数」「微妙な仕様違い」「思ったところに入らなかった」「ないと思ったら箱の底から出てきた」「安かったので買ったけど使わなかった」等々の理由でむやみに手持ちパーツが増えませんか……
— doumae (@donz80) 2019年1月21日
電子部品の整理ってどうすればいいんだろう、そんなことを考えているとこんなもん表示してくるモノタロウは危険だなぁ。(本日 10% OFF) https://t.co/P0qQxFPeer
— Yusuke MURAMATSU (@muranet) 2019年1月28日
モノタロウ 樹脂パーツキャビネット(引出小×60タイプ)
このキャビネの大変魅力的なところは、引き出しが60個もついていると言うことである。しかもそれぞれの引き出しは前後に分割可能なので、最大で120種類のパーツがストックできる。すばらしい!。しかも3000円程度とお手頃なお値段。そのうえモノタロウプライベートブランドは土日注文で10%引きだという。これを買えば秋月や千石のようなパーツ棚が自宅に……と思うといても立ってもいられなかった。
ちなみにこのキャビネ、モノタロウプライベートブランド言うことになっているけれど、実際には中国メーカーのOEMで、AmazonやAliExpress.comでも販売されている。まあ、モノタロウが圧倒的に安いので、他で買う理由はないのだが。
同じパーツキャビネのシリーズには引き出しサイズ違いでいくつかバリエーションがあるのだが、思い切って引き出し60個のものを注文してみた。値段が2,990円(税別)というのは微妙な価格である。モノタロウは1回のご注文が3,000円(税別)以上で配送料無料!なのである。それ以下の場合は送料500円(税別)。別に送料が特別高いわけではないが、ちょっと悔しいので379円のテーブルタップを買ってみた。土日割引コミで3,051円(税別)となり、これで送料無料の対象になる。(そして合計額は送料別払いより安い)
設置
で、家に設置したのが冒頭の写真。左隣はニトリのスチールラックだ。サイズ自体はモノタロウのページに詳しく書いてあるのでそちらを見てもしい。まあ、卓上においても問題ない感じ。(この写真はキャビネの後ろに別のものが置いてあるので注意)全体のサイズはそれなりなのだが、引き出し部分が思ったより小さかった。引き出しのサイズもモノタロウのページを見れば書いてあるのだが、感覚がつかめないと思われるので実際に色々突っ込んでみた写真を掲載しておこうと思う。なお、写真を撮るために適当に突っ込んだので、パーツが整理されていないという突っ込みは勘弁して欲しい。
抵抗とかLEDとか
当たり前だがいい感じに入る。奥はちょっと取り出しにくいかもしれない。引き出しにはストッパーがついていて、引き出してもいきなり脱落するようなことはない。(引っ張れば取り外せる)
ICソケットとかコネクタ類
いい感じに入る。長い部品は中央の仕切りを外せば良い。
ブレッドボード
一般的なサイズのブレッドボードは横幅が足りなくて入らない。小型のブレッドボードはいい感じに入る。
秋月でよく使われている部品袋
入らない……。ものによってはパーツだけ取り出せば入るかも知れないが、説明書を折りなおさないと入らないだろう。
その他工具
小型の工具なら入らなくもないが、バネを押さえたままになるのであまり嬉しくない、かも。
ご覧の通り細かいものを入れるのには便利だが、もう少し入れ物が大きな方が色々融通は利くだろう。同じシリーズの樹脂パーツキャビネット(引出大×9個・小×30個タイプ)であれば、下半分の引き出しが倍の横幅になっているのでより実用性が高いと思われる。
山田化学 SIKIRI 10
ところで、抵抗などの細かいパーツを片付けるのであれば、100円均一で売られている山田化学のSIKIRIシリーズが便利だ。特にSIKIRI 10は抵抗の脚を伸ばしたまま収納できるという点がすばらしい。似たようなケースは100円均一で様々販売されているが、どれもこれも抵抗の脚を伸ばしたまま入れられなれない中途半端なサイズばかりなのである。
SIKIRIシリーズは、0, 3, 6, 10, 15, 30, 42まであるらしい。外寸は同じで区切りが違うだけなので、これでそろえてみるのも一案かも知れない。