Google AssistantとIFTTTの連携を変更しなければならない (2022.08.31までに)
Google Assistat (Google Home/Google Nest)をIFTTT連携で使っている人は多いかと思います。6月頃からアクションを実行した後に「なお、近いうちにこのIFTTT統合の変更が予定されています。」というメッセージが流れてきているはずです。メッセージの通り、これまで利用してきたGoogle AssistantからのIFTTT連携(Google Assistant)が終了し、新しい連携(Google Assistant V2)に切り替わります。
詳しくは以下のIFTTTのアナウンスに描かれています。
この変更は強制で、従来の連携(IFTTTアプレット)は2022.08.31までしか利用できないようです。
変更の要点
要点だけ抜き出すと、以下の通りです
- これまでの連携はGoogleプラットフォームの要請で利用できなくなった
- IFTTT上のGoogle Assistantをトリガにしたアクションは、すべて改めて(手動で)作り直す必要がある
- 「OK Google, (トリガに設定したフレーズ)」ではなく、「OK Google, activate (トリガに設定したフレーズ)」と呼びかけなければならない。
- これまで利用できた、変数(数値やテキストをトリガーから抽出し、アクションに渡す機能)は利用できなくなる。
また、カスタム応答(Google Assistantの返事)は利用できなくなる。
具体的には次のような変更となります。
シンプルなトリガー
従来
「OK Google, ライトをつけて」→Action実行→カスタム応答「ライトをつけました、マスター」
(おーけーぐーぐる らいとをつけて)
今後
「OK Google, activate ライトをつけて」→Action実行→テンプレ応答のみ
(おーけーぐーぐる あくてぃべーと らいとをつけて)
どうやら、日本語の場合「おーけーぐーぐる らいとをつけて あくてぃべーと」という順番の方が反応しやすいようです。また、「おーけーぐーぐる らいとをつけて 有効にして」でも反応すると教えていただきました。(Tweet)
変数つきトリガー
従来
「OK Google, 10秒間ライトをつけて」→Action実行(パラメータ”10″を引き渡し)
(おーけーぐーぐる 10びょうかん らいとをつけて)
今後
(利用不可)
再設定 – Google Assistantからの連携
IFTTTの案内に書かれているとおり、スマートフォンのGoogle Homeアプリから連携を設定する必要があります。PCだけでは設定できません。
まず最初にIFTTT上でGoogle Assistant V2連携を使ったアプレットを一つ以上作っておく必要があるようです。アプレットがない状態では連携に失敗してしまいました。
その上で、Google Homeアプリを起動し、IFTTTの連携を許可します。(スクリーンショットはIFTTTの告知より)
一度連携を許可すれば、以降はPCからアプレットの設定が行えるようです。
従来パターンのIFTTT連携は、Google Assistantにとってはかなり負担が大きかったんだろうと言うことは想像できます。なのでこの変更に至った事情もわからなくないのですが……再設定が面倒だし、使い道も限られるので困ったものです。
